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遮熱性能検証

遮熱塗料には、実際にどの程度の効果があるのでしょうか。
戸建て住宅を想定したBOXを活用したり、実際の倉庫に塗装するなど実証してみました。

1.戸建て住宅を想定したBOX内の温度差比較

室内温度を3℃ダウン

実際の戸建住宅に近い屋根裏構造を想定したプレハブBOXを作製し、遮熱塗装と一般塗装による室内温度の比較を行いました。測定の結果、屋根表面で最大約12℃、屋根裏表面で最大約8℃、小屋裏空間で約6℃、室内空間で約3℃の温度差が確認されました。
室内温度を2℃下げれば10%の電気代を節約できると言われていますので、15%の節電効果が期待されます。
※建物の構造、開口部の面積、断熱材の種類等により異なります。

2.危険物倉庫の内部温度差比較

倉庫内部において平均4.6℃の温度低減効果を確認

クールタイトを施工した場合と一般屋根用塗料を施工した場合を比較すると、平均4.6℃の温度低減効果が確認されました。折板屋根は、戸建て住宅と異なり、屋根裏空間や断熱代を用いた断熱層がないため、太陽熱の影響を直接、受けることになります。そのため、遮熱塗料の効果は、戸建てより大きな値を示します。

試験方法

折板屋根の半面を「クールタイト/グレー色」、さらに半面を同系色の一般塗料で塗装し、塗装後の屋根表面および倉庫内部(中央位置)の温度変化を測定。また日中の温度分布状況をサーモグラフィーで撮影。
測定場所:埼玉、時期:8月

試験結果

クールタイトを施工した場合と一般塗料を施工した場合を比較すると、屋根表面温度で平均11.6℃温度、倉庫内部においても平均4.6℃の温度低減効果が確認されました。

  表面温度 倉庫内部
測定機設置状況 一般塗料 クールタイト 一般塗料 クールタイト
データ 平均値
(6時間)
62.5℃ 50.9℃ 39.6℃ 35.0℃
平均温度差 11.6℃ 4.6℃

サーモグラフィーによる屋根表面温度分布(熱画像)

3.工場の屋根を想定した省エネシミュレーション例

5000uで年間約60万円の冷房費の削減につながる

危険物倉庫の実験例をを参考に5000uの工場の屋根を想定したシミュレーション(色目:グレー)を行いました。この場合、冷房費削減効果は以下のようになります。

<条件>
●屋根材はカラー鋼板t0.8mm、裏貼り断熱材t4mmのシングル折板としています。
●冷房費は夏季4ヶ月間(6−9月)において室内設定温度28℃の冷房運転を行った
 場合に消費する冷房負荷量をもとに計算しております。
●電力費は1kWhあたり13.59円で算出しております。
●本シミュレーションはモデル計算であり、数値を保証するものではありません。
 気象条件や建物の使用環境、換気等の条件により変化します。
●開口部、換気、機械等の内部発熱は考慮しておりません。
●CO2削減量はCO2排出係数 0.555kg-CO2/kWhで計算しております。
●原油換算量は一般電気事業者昼間の熱効率9,970kJ/kWhから算出しております。

4.工場の金属屋根表面の温度比較

屋根表面において、改修前後で平均12.1℃の温度差を確認

測定場所:兵庫県
時期:8月
未改修ヤードと改修ヤード(クールタイト塗装面)の日中の金属屋根表面の温度変化を測定。結果、12:00〜14:00までの平均温度差として12.1℃の温度低減効果が確認されています。

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