エスケープレミアム無機ルーフ遮熱
- 弱溶剤形塗料
- 二液
- 無機系
- ラジカル制御
- 遮熱性
- 低汚染性
- 防かび・防藻性
特長
- 超耐候性性
ハイブリッド技術による弱溶剤形無機系超耐候性樹脂とラジカルコントロール技術により、超耐候性を示します。 - 遮熱性
太陽光線の中で、 放射熱エネルギーの強い近赤外線領域の光線を反射することで、 優れた遮熱機能を発揮します。屋根面から屋内への熱の移動を低減させ、 室内の温度上昇を抑制します。
- 低汚染性(遮熱性能の持続)
屋根面では塵埃などの汚れが堆積するため、 汚れ易い環境下にあります。 エスケープレミアム無機ルーフ遮熱は緻密で強靭な無機系塗膜と、汚れを降雨で洗い流す親水性の表面効果により、優れた低汚染性を発揮します。汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎ、 長期に亘って高い遮熱性を維持することができます。 - 防かび・防藻性
汚れが堆積する屋根は、かびや藻などの微生物汚染が発生しやすい環境でもあります。エスケープレミアム無機ルーフ遮熱は、特殊設計により微生物汚染に対して強い抵抗性を示します。 - 仕上がり性
平滑で高光沢の仕上がり性を提供します。 - 環境対応
溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく作業環境の改善に役立ちます。 - 幅広い下地適用性
屋根の種類は様々ですが、コロニアル・カラーベストなどの彩色スレート瓦だけでなく、乾式洋瓦・セメント瓦(モニエル瓦など)・金属屋根にも使用できます。
ハイブリッド技術による弱溶剤形無機系超耐候性樹脂
無機成分をナノレベル(分子レベル)で複合化する無機ハイブリッド技術により、無機成分の強い結合力を有するSi-Oで被覆された強靭な塗膜は、従来の弱溶剤屋根用塗料を超越する超耐候性を示します。
また、無機成分の優れた剛性に加え、有機樹脂の柔軟性を併せ持った塗膜を形成するため塗り替えに最適です。
さらに、彩色スレート瓦や金属屋根の下塗りを選定することで密着性に優れ、下地を長期に亘って保護するなど、種々の優れた塗膜性能を発揮します。
ラジカルコントロール技術
塗膜内に発生するラジカルを独自の高緻密無機シールド層と高緻密有機シールド層のダブルシールドで抑えます。わずかに発生したラジカルもラジカルキャッチャーが捕捉します。
促進耐候性試験(キセノンランプ法)
遮熱性
■遮熱性能のメカニズム①
特殊顔料により近赤外線 (熱線) 領域の波長の光線を反射し、吸収する熱量を減少させます。
■遮熱性能のメカニズム②
汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎます。 優れた低汚染効果により、長期に亘り高い遮熱性能を維持することができます。
■サーモグラフィ(熱画像)による熱比較
試験概要(社内法)
折板屋根を模した試験体表面に、赤外線ランプを照射し、加熱後の表面状態を観察すると、約20℃の差を生じていることがわかります。(色:スレートブラック)
※社内試験の結果によるものです。色目、地域性、方向等により異なります。
■遮熱機能の持続性
試験概要(社内法)
試験体を屋外暴露により経時汚染させた後、赤外線ランプ照射を行い、試験体裏面温度を計測した。(色:グレー系)
製品仕様
一般名称 | 二液弱溶剤形屋根用遮熱無機塗料 |
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規格 | - |
用途 | 戸建て住宅・アパート・工場などの建築物の勾配屋根(彩色スレート瓦・金属屋根・トタン屋根)など ※薄型塗装瓦・スレート屋根の場合、基材自体の強度低下が著しく、塗装できない場合もありますのでご注意ください。 |
荷姿 | 15kgセット(主剤:12.5kg石油缶、硬化剤:2.5kg角缶) 3.6kgセット(主剤:3.0kg石油缶、硬化剤:0.6kg角缶) |
標準塗坪 | 15kgセット (コロニアル)50~57m2/セット、(トタン)53~68m2/セット 3.6kgセット(コロニアル)12~13m2/セット、(トタン)12~16m2/セット |
艶の状況 | 艶有り、3分 |
希釈 | 塗料用シンナーA |
色目 | 標準28色 |
塗装方法 | 吹付、ローラー、刷毛 |
備考 | 下地の種類に応じ、適切な下塗材を選定してください。 |
- 標準塗坪は、一般的なものであり、下地の状態や環境などによる所要量の増減に応じて変わることがあります。
- 施工に際しては施工仕様書および製品容器に記載の注意事項を必ずご覧ください。また、製品の取り扱いは、それぞれの安全データーシート(SDS)に従ってください。
標準色
※画面上の色は、ご使用のモニターによって、実際の色とは異なって表示されますのでご注意ください。
各色の遮熱効果は、遮熱グレードでご確認ください。一般に、日射反射率が高いほど、遮熱効果も高くなります。外壁の色との調和、周辺環境との調和を考慮し、お選びください。
注.遮熱グレードは、「JIS K 5602 塗膜の日射反射率の求め方」に準拠して測定した、日射反射率(近赤外領域)を基にしています。なお、日射反射率は、下地の状態や施工環境、塗装仕様によって多少の差を生じます。
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