定温・低温倉庫などに用いられる可燃性合成樹脂発泡体の不燃化に関する要望書が全国消防長会から出され、安全性の確保が求められています。また、アスベストなど人体への影響が懸念される製品の代替材料として、安全性の高い不燃材、断熱材が作業環境の改善に大きく貢献します。
特長
硬質ウレタンフォームなどの有機系断熱材は断熱性能に優れているものの、火気に弱いという欠点があります。安全な環境を創造するためには、有機系断熱材の不燃処理が必要となります。
■可燃性合成樹脂発泡体の不燃改修例
低温倉庫(5℃)の防火性能向上を目的に、簡易防火コートを施した断熱材面に認定仕様の不燃コート(セラタイカ2号、10mm 厚)を施工。
冷凍倉庫(5℃)の防火性能向上を目的に、断熱材面に認定仕様の不燃コート(ダンセラボン#25、15 ㎜厚)を施工。
軽量の多孔質層で構成されているため、透湿性が高く、水分の吸放湿効果があるため、優れた防結露性能を示します。
■可燃性合成樹脂発泡体の不燃改修例
低温倉庫(5℃)の防火性能向上を目的に、簡易防火コートを施した断熱材面に認定仕様の不燃コート(セラタイカ2号、10mm 厚)を施工。
天井の吹付けアスベストを除去した後に、不燃断熱材(セラミライトエコG)を施工。
折半屋根の吹付けアスベストを除去した後に、防結露、屋根30分耐火を目的に不燃材(ダンセラボン#25D)を施工。